ディスクワールド

 あんまりなじみがないと思いますが、ファンタジーのシリーズのご紹介。

 英国人の作家、テリー・プラチェットが書き続けているファンタジーシリーズですが、39冊目のSnuff!が英国での「めちゃ売れタイトル」歴代第3位になったそうです(3日間で5万5千部売り上げたとか)。
 日本でも翻訳がぽつぽつ出たり、ゲームが出たりしてますが、ここ数年とまったまんまですね。ときどき読みたくなるんですが、基本的にPBなので、なかなか読み進みません〜

 ファンタジーにジャンル分けは「一応」されていますが、中身は設定だけはファンタジーだけど、ほとんど「町内でのおなじみさんが活躍する人情もの」に近いかも。通して読めばかなりハマる気がしつつ、まだ全体のほんの一部しか読めてません……

 それにしても、本編だけでいつのまにやら39冊かあ…… 冊数だけならたぶん「グイン・サーガ」を抜くものはない気がするけど(ひとりの作家が書き続けたシリーズで)、でもこのシリーズも結構長いと思う。

 日本ではなぜかほっとんど紹介がない「市警」シリーズがここ数年続いて出てます(ジュヴナイル系を除いて)。この前に出たのが「みえざる大学」系のもので、その前がまた「市警」なので。最初は魔法使いものと、かなりリンクしてましたが、最近はほとんど市警のリーダー、ヴァイムズがひとりで活躍しているような。

 なんとなく、Thud!を読み始めてみましたが、長いのでくじけるかも(PBで440ページ位、日本語だと上下巻かな)。トロルとドワーフの抗争をヴァイムズが仲裁しに行くことになりそうな感じのイントロから、市警のメンバーにヴァンパイアが入るとかってうわさが広まり、市民からブーイングが起こって…… という展開。
 
 なんというか、ちびまるこちゃんとかサザエさんぽい感じかも(今回はまるこちゃん、どうなるのかしらねえ、って)