晴れ晴れ〜

 今日はよい天気、お花見日和です〜。

 昨日は、数か月抱えていた『ショコラ』をやーっと!読み終わりました。映画は見ていなくて、普通の文庫本を読み始めて、途中まで読んでは休み、読んでは休み…… 神父(映画では村の有力者らしいけど)の独白を飛ばし飛ばし読んでいたら、そこはもうちょっとちゃんと読まなくちゃいけなかったらしいことがあとがきに…… 映画では主人公のロマンスが結構目立っているそうですが、小説版ではかなり控えめ、でもこれがちゃんと続編の伏線になっている感じ(続編はまだ未訳)。映画がヒットして原作もかなり読まれたと思うけど、でも原作読んだ人はちょっと当て外れだったんじゃないかなあと思う。ジョアン・ハリスってかなりクセのある作家という印象で、他に『紳士たちの遊戯』(なぜか早川ミステリ文庫)、『オレンジ5/4個(five quarters of the orange)』(タイトルうろ覚えです、翻訳出てます)などがありますが、どれも結構変わった感じ。最新作のblue eyed boy というのも、サイコサスペンスぽい作りらしいし。読みたいけど、ちょっと怖そうな話なので、まだ見送り中。

 あと、『鏡は横にひびわれて』は4章まで読み終わり。途中で気づきましたが、これは『書斎の死体』とつながっているんですね〜(『書斎の死体』でメインとなる同じお屋敷が舞台)。『書斎の死体』を先に読まなくちゃダメかなあと思いつつ、読んでます。直接関連はないだろう、と思うのだけど。別個の事件だし。クリスティのミステリはキャラクターが被る(ポワロの複数の作品にヘイスティングスやオリバー夫人がちょくちょく出てくるとか)のはわりとよくあるけど、こういうのは知らなかった。ほかにもあるのかな?