図書館へ

 頼んでいた本が入ったので、取りに行ってきました。

 こないだの日経新聞日曜版で紹介されていた「アリスが消えた」を読みたくて。アリスというのは主人公の男性が結婚したばかりの新妻の名前。結婚式を終えて、その晩泊るホテルを探すもイベントのためにどこも満室。なんとかアリスだけを小さな部屋に泊めてもらえたものの、翌日迎えに行ったところアリスが忽然と姿を消していて、ホテルで応対してもらった人々は誰一人そんな人は知らないという……
 子供向けの翻案ですが、おもしろいです。このあかね書房のシリーズ、ほんとにおもしろい作品が多くて、おすすめです。別名義(というかこちらが本名)のウールリッチの作品も入ってます。

 「非常階段」も、主人公の少年だけが真実を見ていて、でも周りの大人たちは誰一人信じてくれなくて、この少年に犯人の魔の手が伸びるという物語。主人公が少年ということで、「アリスが消えた」よりもドキドキ感が増してます。