秋の読書

 秋の読書週間のお題、「家族で本を読む(1週間)」がようやく終了。低学年時代は絵本を読んだりしていたけど、もうこれくらいになるとそれぞれ好きな本を手にごろごろ読書。ハハは「エジプト十字架の秘密」と「悪魔が来たりて笛を吹く」の平行読み。どっちも昔読んでたはずなのに全然印象が違う〜 「悪魔が〜」は斜陽な一族の家で起こる連続殺人事件、ラストだけ覚えているので犯人は思い出したけど、これまたそこに至るまでを全然覚えてません。そして斜陽な家族の描写がなかなかに鋭くて、横溝ミステリは社会派なミステリにあおられて下火にとかいうのが信じられません。充分に社会派だと思うけどなー、ダメなのかなー(どうしても、殺人現場の描写とかが「おどろおどろしい」からそっちばかりに目が行くから……)「エジプト十字架〜」もわりと最近読み返したけど、これまた思っていたのと違う気が。分量が多い。こないだ出た角川版よりも若干長い気がします。もとにした原書が違うからかな(角川版は初版、今読んでる版は初版以降に出たPB版とのこと)

 読書の秋ってので新刊もまたたくさん出ていて、読みたい本が次々と。11月の頭の連休には恒例の神保町の古本まつりもあるし〜