冬休みの本

 山ほど「つんどく」本があるのですが、とりあえずこれを読み中。

 エラリー・クイーンの国名シリーズ。原作はなんと1929年刊行。

 でも、翻訳はこっちの方が好きかも。

 なぜというに、(父親とかに話しかける際の)エラリーの口調が、こちらの方が昔なじみぽいので。丁寧語で話しかけるタイプ。原作を読んでないのでわかりませんが、昔の翻訳はなぜかエラリーの口調がみんな丁寧。アメリカ人なのに、なぜか。

 国名シリーズで好きなのは「シャム双子」と「エジプト十字架」。早く新訳でないかな〜

 エラリー・クイーンの作品で一番好きなのは、でもこれ。

靴に棲む老婆 (創元推理文庫)

靴に棲む老婆 (創元推理文庫)

 マザー・グース系のミステリ。マザー・グースをベースにした作品はクリスティとかイギリス系の作家の方が多いけど、クイーンでも珍しく取り上げてます。
 もっぺん再読したくなった。

 これと並行してチェーホフも読み中。チェーホフはいつの間にか沢山翻訳が出ていてびっくり。今は短編集をぱらぱらと(戯曲よりも先に小説を読み始め)。