気になる本

 ヴァルガスの新しい翻訳。

彼の個人的な運命 (創元推理文庫)

彼の個人的な運命 (創元推理文庫)

 「三賢人」シリーズ。原書でも、このシリーズはこれっきり新作が出てません〜 なんでかな? アダムスベルクの方を作者が気に入ってるらしいけど、でもアダムスベルクの方ってなんでか読みづらいから、ファンとしてはこっちをもっと書いてもらいたいんだけどなー(キャラが個性的なのは断然こっち、老マルトとかカエル連れ歩く元警部とかさ)

 すぐ読み終わっちゃうのがもったいなくて、まだ買ってもいません…… でも気になる〜

 で、今読んでいるのはこっち(ショコラの続きが滞りがちに……)

 昔読んでわりと覚えてるだろうと思ったら、最初と最後以外すっぽり抜けてました…… 結構ちまちまと村の人たちと会って情報収集していたんですね、ポワロさん。
 1969年の作品だけど、今読むといろいろ新鮮。

 北欧ミステリもちょこっと読みかけたけど、怖すぎてダメだった。まあね、「ぼくのエリ」原作も怖かったし。怖さの質が違うというか、ああいう怖さが苦手みたい。