まだアブラゼミとかミンミンゼミとか

 ツクツクホーシはまだ出番が来ない。まだまだ夏なんですな。

 図書館で「カラマーゾフの兄弟 第一巻」を借りる。が、昭和40年代のバージョンで、うっかりなくしたりすると平成版しか買えないのだけどいいのかしらとか思いつつ読みはじめ(まあ、神保町の古書店をあされば1冊くらいこの時代のがありそうですが)。ドストエフスキーの作品はいくつか20数年前に読んだけど、もうすっかり忘れてる。カラマーゾフは初めて。キャラが多いし、本名と愛称がごちゃごちゃ出てくるからわかりづらいという噂の作品。でもまあ、ロシア語をちょこっと勉強した人には逆にわかりやすいんじゃないかなあ。アレクセイ→アリョーシャ、とかそんなにわかりづらい愛称ではないし(ロシア人の名前にはたいてい愛称があります。んで、本名には「父姓」というのが入る。これはお父さんの「名前(苗字じゃなくて、名前の方)」を男女別に語尾を変えたものが入ります。このシステム、ほかの国ではほっとんどないけど、ユニークで面白いなと思う。ずーっと続いていってほしい)。
 
 で、最近またロシア語熱再燃中なんですが、相変わらず露ほども進まず…… ほんとうはきちんと習いに行きたいところだけど、ちょっと時間のやりくりがつかないからなー。毎年、外大で夏休み特別講座をやっていて、今年もそろそろ時期なんだけど行けそうにない。ざーんねん。