まだ買ってない……

 あれだけ騒いでいたくせに、まだ買ってません>『裏返しの男』。というのも、ジム・ケリーの新刊も同時発売で、両方読みたいし、でも一度に買っちゃうのも惜しいし、と悩み中なのです…… なんでこう、好きな作家の作品が同時に出たりするんでしょうね(どちらも数年待ちだった)。

 ヴァルガスの方、間に Sans feu ni lieu というのが未訳ではいっていて、こっちが先かと思ったら、「三賢人」シリーズなので、アダムスベルク警視の方を先に出したみたい(『論理は右手に』は「三賢人」シリーズだった)。
 そして、読んだことあると思っていた『裏返しの男』はまだ読んでなかったらしい…… Sans feu ni lieuは途中まで読んでた気がする(こっちの方が読みやすいかも、パリ市内で女性の連続殺人事件が起こって、アコーディオン弾きの男と『論理は右手に』で登場した老マルトとルイ・カールヴェイラーが活躍する)。

 グランジェもまた出ないかなあ。コンスタントに作品が発表されているけど、『狼の帝国』までであとが出てない。「石の会議」は映画にもなったんだけど、翻訳は出てないし。